画像診断の重要性

─── 神部クリニック ───

画像診断の重要性

  • X線
  • CT
  • MRI

 

「画像診断」とは超音波(エコー)やレントゲン、磁気などを用いて体を輪切りにしたり縦割りにして撮影し、客観的な情報を得る診断方法です。 検査方法はレントゲンを用いる場合、少量の放射線を浴びますが、勿論その放射線量は心配ありません。 その他の検査もまったく害はありません。 検査時間はごく短く、うつらうつらしている内に終わります。 患者さんにとっても、とても解りやすい写真が出来上がります。

正常腰椎の縦断面のMRI写真
脳腫瘍と硬膜外血腫のMRI写真

MRイメージングシステムは磁気を利用して体の断層像を得るためのもので、 体内から得られた情報を最新のコンピュータ技術で処理するため、 他の検査では診断不可能だった部位も写し出すことが出来る画期的な装置です。

CT画像の例

  • 肝 臓
    正常な肝臓のCT写真です(色調も辺縁もきれいです)
    脂肪肝(辺縁はスムーズですが色調が黒く見えます)
    肝硬変(辺縁が凸凹で不規則に硬い感じに見えます)
    転移性肝腫瘍(肝臓の中に数個の黒い塊があります)
    泌尿器系統
    右腎癌(右の腎臓腫瘍(向かって左)は凸凹で不規則)
    前立腺癌(骨盤内前立腺(下)に大きな黒と白の腫瘤)
  • 色 々 な 部 位
    両側に数え切れない程の転移肺腫瘍を認めます。
    右側の乳腺腫瘍です。外科的な摘出術適応です。
    胆嚢癌ー肥大した胆嚢壁に白い腫瘍が見えます。
    直腸癌手術後の仙骨転移による「骨破壊像」です。
    膵臓癌(写真は尾部。体部頭部に迄拡がっている)